悟りの窓

魂とつながる日本固有の自己成長の道

人生の目標設定、ゴール設定に関してよくある3つの誤りと正しい目標設定

約7分

充実した人生を送ることは誰もが望むことだと思います。

そして、これを達成するうえで人生の目標地点をどこにおくか、ゴール設定は重要です。

でも、このゴール設定に関して、多くの人が、望みを叶えるという観点からいうと、間違ったことをしています。

この記事では、代表的なものを三つあげるとともに、正しい設定について説明します。

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1.第一の誤り

人生の目標についての第一のゴール設定の誤りは、「ゴールを設定しないこと」です。

周りの期待や常識に盲目的にしたがったり、学校を出て、就職して、結婚して、家を買ってなどのように、世間一般で常識とされるような人生設計に合わせて生きていくイメージです。

この誤りを犯してしまうと、多数派に合わせてなんとなく流されるままに生きているので、楽は楽かもしれません。

ですが、自分が人生で大切なものを見つけ損ねる恐れがあります。

人生の終わりに臨んで、しまったとなったら取り返しがつきません。

もしかしたらそれにすら気づかない可能性もありますが、それはそれで悲しいことです。

また、今からの時代は、これまでのような雛形が通用しなくなっていくので、このようにゴール設定がない生き方では、指針を失って途方にくれることになるかもしれません。

別の可能性として、目標を立てないで感覚的に展開していくタイプの人もいるでしょう。

こういう人は固定観念で制限された目標を立ててそれにしばられるより、むしろ目標を立てない方が自由に発展していくともいえます。

そういう意味で目標を立てない選択肢もありかもしれません。

しかし、多くの人は無意識のうちに自分の可能性を制限をしています。

デメリットとして、目標を意識しない分、最後までその制限に気づかないまま終わる可能性もあるでしょう。

2.第二の誤り

そして、人生の目標設定に関する第二の誤りは、「普通が一番」という思い込みです。

これは親からの刷り込みだったり、親の生き方に影響を受けて、といったケースが多いのかもしれません。

親が推奨するだけあって、普通でいることにはメリットもあります。

自分で考えなくていい、目立たないので妬まれない、中流程度はキープできる(これまでは)、責任を取らないで済む、安全で安心 などです。

しかし、デメリットがあることは見落とされがちです。

  • 変化に乏しく退屈、
  • 成長が遅い、
  • 自分オリジナルを生きられない、
  • 変化に弱い、
  • 満員電車に代表される社会の理不尽から逃れられない、
    などです。

自分は普通という考え方は、自分というユニークな存在の個性を覆い隠し、大多数という平凡さに埋没させる檻のようなものかもしれません。

上記は個人の主観的な充実度という視点で見たものですが、日本という国全体でも問題があります。

少し前の東洋経済の記事に「日本の一人当たり生産性は先進国中最下位で、もうすぐ韓国に抜かれる」という、ちょっとショッキングなものがありました。

日本人の資質は非常に高いのですから、結果を残せないということは、潜在する能力を発揮できていないということです。

その原因に普通という見えない檻が影響しているように思うのです。

何事もほどほど、人並みで目だないようにしているため、人生が退屈で、パータン化されて、不快さや理不尽に耐える人生を送る状態が普通なわけです。

これではいくら潜在能力が高くとも、それを発揮できなくて当たり前ですよね。

生産性が低くて何が悪いの?と思われるかもしれません。

しかし、「GDP=労働人口×生産性」 という簡単な公式が示すとおり、高齢化で労働人口が減少するなか、生産性向上なくしては、増大する高齢者への福祉支出を支えるすべはありません。

かと言って、現代の日本人が、経済、つまり、お金のために頑張れるかというとそれは無理です。

私自身、それは身をもって体験したので自信を持って言い切れます。

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3.第三の誤り

誤ったゴール設定の三番目は、意識が高く意欲のある人も陥りがちな誤りです。

これも自分の可能性を制限するという点では、一、二番目の誤りと通じるものがあります。

しかし、第三の誤りについては、意識の高い人も含め、ほとんどの人が間違っているといえるかもしれません。

その間違いとは、「人生ですべてが思い通りになったら最高」というものです。

すごろくの上がり、みたいなイメージですね。

お金でも、家族でも、仕事でも、健康でも、全ての分野に当てはまります。

誤解しないで欲しいのですが、私は「人生ですべてが思い通りになる」ことを否定してはいません。
むしろ早い段階で達成しておきたいものです。

間違っているのは、それを人生のゴール、最終目的にしてしまうことです。

これによりさまざまな弊害が起こります。

一番の弊害は、誤った達成方法を取ってしまいがちなこと。

最終目的だと勘違いするから、目的のために手段を選ばずのような考えが頭をもたげるのです。

さらにその先に進むことを考えれば、お金のために人を踏み台にするような行為は自傷行為以外の何ものでもありません。

ただ思い通りになればいいわけではなく、自分のあり方をしっかりと高めた上で、という条件がつくべきなのです。

二番目の弊害は、自分の可能性を低く見積もること。

早くに物欲が満たされそれでもう満足して、痩せたソクラテスならぬ太ったブタになってしまう人も少なからずいます。

魂の目的からしたら、本当に残念です。

進化の階段を上がれたかもしれないのに、冬のコタツにつかまって1日が終わるようなものです。

すると、輪廻転生を抜けられず、来世で同じ課題を繰り返すのです。

その場合、今生で作ったカルマによってより劣悪な条件でスタートすることも十分考えられます。

あぁ、本当に残念。。

4.正しい人生のゴール設定

(1)中間目標の設定

では、どうすれば人生の目標設定が正しくできるのでしょうか。

まずは、人生において、すべてを自分の思い通りにすることを目指せばいいと思います。

しかし、それは最終的なゴールではありません。

早い段階で達成すべき中間地点です。

現代の日本はそれが許される、人類の歴史上でも稀な極めて恵まれた環境にあります。

だから、物質的にも精神的にもしっかり満たされて、その先を目指しましょうというのが私からの提案です。

(2)人生の最終目標

では、その先には何があるのでしょうか?

古今東西、栄華を極めた権力者が目指したものはなんでしょう。

答えは不老不死ですね。

なんでも思いどおりになっても、老いること、死ぬことは避けられません。

そして、それが最後にして最大の苦しみとなります。

ほとんどの人が、この苦しみを見ないようにしたり抗ったり、なんとかごまかして生きています。

でも、それでは根本的な解決にはなりません。

この苦しみに打ち克つ方法が一つだけあります。

それが「悟り」です。

悟りとは、仏教的な理解にとどまりません。

悟りの本質は、自分を、この世界を、ちゃんと知るということです。

もちろん真理といわれるものも含まれます。

それらを知ることで、完全に死の苦しみを超越することができるのです。

それこそ、究極の人生のゴール、目標とするのに相応しいのではないでしょうか。

5.まとめ

以上、人生の目標、ゴールの設定について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。

人生という長い道のりを誤った目標設定で歩くのは、多くの問題があります。

これを読んだみなさまが、正しい目標設定で充実した幸せな人生を送られることを祈っています。

以上

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この記事を書いた人

祇場 駿矢(しば しゅんや)
幼い頃から「人は何のために生きるのか」「人はどこからきてどこへ行くのか」「ここは自分がいる場所ではない」などと考える子供だった。

ところが、昭和の成功の常識に染まり、京大法学部からメガバンクに。バブル崩壊からITバブル、リーマンショックなど日本経済の栄枯盛衰を経験。

忙しい毎日を送りつつも、目に見えるモノ(物質、金銭、地位、肩書き)では、決して心が満たされることはないことに気づく。

世間的なうたかたの価値に見切りをつけ、人間が生きることの本質的価値を探究して2014年に銀行を退職、起業する。

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