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インナーチャイルドを癒す7つの方法を比較

約18分
インナーチャイルドを癒す7つの方法を比較

親子、仕事、異性などの対人関係がうまくいかない、何となく不安、いつも不機嫌、感情の起伏が激しく振り回されやすい、反対に感情を感じにくい(自分ではなかなか気づけませんが)、ついネガティブに考えがち、、、

こんな悩みがある方は、間違いなくインナーチャイルドの影響を受けています。

というより、現代においてインナーチャイルドの影響をまったく受けていない人はほぼいないと言い過ぎではないでしょう。

人生に大きな影響を及ぼすのに気づきにくく改善も困難と、とても厄介なインナーチャイルドですが、それだけにインナーチャイルドへの対応の巧拙が、人生を左右するとも言えます。

インナーチャイルドとは一体どんなもので、どのように形づくられるのか、症状はどういったものか。そして、7つの対処方法と、それぞれのメリットとデメリットについてまとめました。

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1.インナーチャイルドとは

(1)インナーチャイルドはトラウマの一種

インナーチャイルドを定義すると、幼少期、正確には乳児期〜成人するまで期間における「傷ついた出来事や満たされなかった欲求」が原因となって生まれる心の傷(トラウマ)の一種です。

幼少期に限定される理由としては、自立した一個の人間として自我が確立されるまでは、心がオープンな状態なので傷を受けやすいことです。

また、同じ体験をしても、何ともない子供もいれば傷つく子供もいるというように、個人差が大きくなります。

個人の気質もありますが、周産期(胎児期〜生後3ヵ月ほど)におけるトラウマであるバーストラウマ、簡単にいえば誕生時のトラウマが大きく関係します。

(2)インナーチャイルドの原因


心が傷つく原因、満たされない欲求は様々ですが、共通する根っこは「存在価値を承認されない」ことにあります。

子供は親をはじめとする保護者から自分が求めるような形で十分な愛情を注がれる、つまり自分の存在を承認されると、自分を価値ある存在だと思えるようになります。

すると、成長の過程で、肯定的に自分や世の中を見られるようになります。

些細なことでは傷つかない、感情的に安定している、自分は自分と思っていられる、他人を思いやる余裕ができる、自分と他人の適切な境界線が引けるなど、好条件、好循環が生まれ、上手に自分と社会との関係性を育んでいけるのです。

このように成長できれば理想ですが、現実はそうなっていないケースがほとんどです。

そもそも人は、存在するだけで計り知れない価値を持ち、尊重され丁重に扱われるべきです。何人であっても、蔑ろにしてよいわけがありません。

しかし、家庭での親との関係、学校での教師や友達との関係などにおいて、これに反する仕打ちを受けたとき、インナーチャイルドが生まれます。

家庭でのインナーチャイルド

まず、親との関係から見ていきましょう。

  • いらない子ども(男の子(女の子)がよかったなども含む)と言われたり、無視されたりする。
  • アルコールやギャンブルなどで家庭が壊れ、親が子供の面倒を見られる状態でなく、必要な承認をもらえない。一番の安らぎの場所であるはずの家庭で、常に恐れや不安にさらされる。
  • このような家庭を含め、子供が親の面倒を見るという役割の逆転もインナーチャイルドの原因です。第三者からはしっかりしたいい子とほめられますが、子供らしさを抑圧することは、自分はありのままではいけない、愛されないという無意識の思い込みにつながります。
  • いい子キャラは、褒められることでますます役割が強固になり、そのまま社会で成功することもあります。しかし、中年期になってから、原因不明のやる気のなさ、虚しさに襲われる、死にたくなるなど様々な影響が出ることがあります。
    女優の東ちずるさんの「“私”はなぜカウンセリングを受けたのか―「いい人、やめた!」母と娘の挑戦」などが参考になります。
  • 親が子供を欲求のはけ口や道具にする。暴力等による虐待はもちろん、自分が叶えられなかった夢を子供に押し付けて期待を背負わせたり、子供が有名校に入ることや子供に頼られることで自分の価値証明とすることなども含まれます。子供を人というより自分の欲求を叶えるための道具として扱っているということになります。
  • 兄弟姉妹と比較されることで傷ついた人は多いと感じます。親自身も同じ体験をしたこと、嫌いな身内に似ているなどの理由などで、親の好き嫌いで兄弟で接する態度を変えるようなことはよく起こります。

子供は親に育ててもらわないと生きていけないので、親からこのような仕打ちを受けると自分が悪いと思ってしまいます。親の理不尽な要求に応えないと愛されない、つまり、「ありのままの自分では愛されない」という信念を心に刻んでしまうのです。

学校でのインナーチャイルド

次に、学校においてインナーチャイルドが生じる事情です。

今の日本の学校教育では、学力=存在価値というようなところがあります。偏差値次第で進路が決まり、仕事や収入まである程度定まってしまうような社会です。

教師の資質うんぬんはさておき、友情が大事と言う一方で競争を煽るような矛盾をはらんだ環境で、子供が自分や友達をありのまま認め合うのは容易ではありません。

家では親に虐げられている子が学校で加害者となることもあれば、親から否定されて自己主張ができなくなっていじめなどの標的になりやすいとなど、家庭環境が影を落とします。

かつてと比べて家庭での育生がきちんと行われない分、残念なことに学校が子供が傷つけ合う場となってしまうリスクが高まっているといえるかと思います。

(3)誰にでもあるインナーチャイルド

上記のような原因を見てどう思われたでしょうか。暴力や虐待、中毒などに自分自身、縁があった人も少なくないでしょう。

きちんとした家庭でもいい子でいることを期待されたなど、その他の原因まで含めれば、インナーチャイルドに無縁な人はほぼ見当たらないと言えます。

核家族でさらに共働きだったりすると、親が子供の要求に100%の愛で応えられることはまず不可能です。

親も人間ですし、仕事などで嫌なこともあれば、夫婦で喧嘩もします。そうなれば自分のことで手一杯で子供どころではないことにもなります。

そして、自分が子供の頃、100%承認されて育ったわけではないので、正しい接し方を知りません。子供を不完全な人間として下に見て、頭ごなしに叱りつけたり、ダメと否定したり。

悲しいかな人は、自分がされて嫌だったことを無意識のうちに相手に対してやってしまうものなのです。

インナーチャイルドとよく似た言葉として、アダルトチルドレンという言葉があります。

アドルトチルドレンとは、インナーチャイルドが原因で、精神的に自立した一人の大人として生きることができない人のことです。もともとアルコール中毒者の家庭で育った子供に対して使われました。

インナーチャイルドは多かれ少なかれ誰にでもあるものですが、なかでもインナーチャイルドの悪影響が大きく、社会に適応するのがむずかしい人をアダルトチルドレンと呼びます。

このようにアダルトチルドレンは、生活に支障があるようなやや極端なケースですが、そうでない人にとってもインナーチャイルドは他人事ではないのです。

「そんなの、多かれ少なかれ、誰しも経験していること。」「それで世の中、回ってきたんだから」という反論も聞こえてきそうです。

果たして、本当にそうでしょうか?

「悩みのない人などいない」いう言葉があたかも真理のように囁かれ、いつも人間関係が悩みのトップとなり、強者が弱者をむさぼる資本主義が幅を利かせ、いつまでも戦争やテロがなくならない。

それらにインナーチャイルドが関係していると言ったらどうでしょう。

次章ではインナーチャイルドの弊害について見ていきましょう。

2.インナーチャイルドの弊害

(1)インナーチャイルドの症状

インナーチャイルドによる一番の弊害は、自分で自分を認められないことです。

ありのままでは愛されない(と思っている)のですから、仕方がありません。

そのため、自分らしくすることはダメだと思ってしまう。

すると、自分というのは自分の感覚と密接につながっているので、感覚を否定する子になります。

個性や才能など自分独自のものを表に出すこともはばかられます。

結局、常に人の顔色を伺い、攻撃されないように目立たなくしてしまいます。

つまり、他人の価値観で生きてしまうのです。これでは誰の人生かわかりません。

また、自分は愛されていない、または、愛される価値がないと考えるようになります。

自分で自分の価値を認められないので、他人から認めてもらわないと不安で仕方がありません。

このため「承認欲求」と言われる、他人に褒めて欲しい、注目されたい、愛情を注いで欲しい、といった思いに駆り立てられます。

(2)生きづらさ、不幸せの元凶

インナーチャイルドがあるということは、常に自分を否定してくる人間と24時間一緒に過ごすようなものです。お前は愛されていない、お前は価値がないと、聞こえないほど小さな声で耳元に囁き続けます。

24時間どこに行くにもいっしょですから、その影響の広さが想像できるでしょう。人生の全般と言ってもいいと思います。

また、自分で自分を大切にしないのですから、他人からも同じような仕打ちを受けます。

人は鏡と言いますが、自分の内面を現実が映し出すのです。本当はそうじゃない(価値があること)に気づくために起きているのですが、ちっとも気づかないので同じパターンの出来事がずっと繰り返してしまうのです。

こうなると、人からの承認をもっともっとと求め続けるようになり、ある人はお金やビジネス、ある人は社会的地位、ある人は所有物、ある人は異性関係と、対象は異なれど、際限ない欲に駆り立てられがちになります。

そして、競争や奪い合いで傷つき、それを癒すために強い刺激を求め、その繰り返しのなかで、幸せや穏やかな安心からどんどん遠ざかってしまうのです。

(3)社会の不幸の元凶

これは集団や社会のレベルにおいても同じです。自分で自分を満たせないので他人から得ようとするのです。枯渇しがちな限られたエネルギーを奪い合うので修羅場になります。

本当は自分で自分を満たせるし、溢れ出た分を分かち合えば、さらにエネルギーが生み出され、無限に広がっていくのですが、ないと思い込んでいるのでそのとおりになってしまいます。

そして、もっと大きな国同士でも同じ構図です。精神的なエネルギーの奪い合いの構図が、エネルギー資源、水資源、食料、お金など、見事に有限の奪い合いに具現化されています。

むき出しの承認欲求のぶつかり合いが社会に混乱を生み出しているのです。インナーチャイルドの問題をなんとかすることが、平和で豊かな世界を実現することに大きく関わっていることが理解していただけたでしょうか。

3.インナーチャイルドが厄介な理由


世界の混乱の元凶であり、個人の平安をかき乱すインナーチャイルド。なんとかしたいと思うのが人情だと思います。しかし、インナーチャイルドには取り扱うことをとても厄介にする3つの事情があります。

(1)あることに気づくのがむずかしい

多くの人が、自分の人生にある問題の根っこにインナーチャイルドがあることに気づいていません。

インナーチャイルドが原因で起きてくる思考も他の思考と区別がつかないからです。

「どうせ自分なんか」「自分には価値なんかない」といったインナーチャイルドを原因とする思考は、言ってみれば自分の中にある自分以外の人の声です。

でも、それは物心ついてからずっと自分の中にあるので、たとえば「自分は否定的な人間だ」、「すぐイライラするのは私がそういう人だから」などと自分で納得してセルフイメージにしまうのです。

いわばインナーチャイルドという暗い色のサングラスをかけて世の中を見ているようなものです。しかし、生まれてこのかたその状態で、一度も外したことがなければ気づけない、そのようなものです。

(2)傷ついた体験を思い出せない

インナーチャイルドを作った記憶は、心が傷つく体験なので誰にとってもつらいものです。

このため、心の自衛作用で出来事自体を忘れるということが起きてきます。「覚えてないんだから全然平気だもんねー」というわけです。

私が出会った人で、中学時代だけ、高校時代だけ記憶がほとんどないという人がいました。その前後は普通に覚えているので本人もおかしいねとなったのですが、言われるまで気づいていないのです。

というか、気づいてしまうと心の痛みも戻って悔いるので、あえてそうしてしまっているのです。

忘れているのならいいじゃないかというのは早計です。

蓋をしているだけなので、解決にはなりません。自分でない闇のようなものに翻弄されるようなこともあれば、時を経て暴れ出すこともあります。

訴えを聞いてもらえないからと、体の不調や病気として現れることもあります。

なにより、有形無形の悪影響を及ぼし続けるのが問題です。だから、向き合った方がいいと思うのです。

(3)解消が難しい

しかし、いざインナーチャイルドに向き合おうと思っても簡単ではありません。これまた厄介ですね。

インナーチャイルドが生まれる心の領域は、潜在意識の深い部分に位置します。

子供の頃は先入観なくいろんな物事を素直に学べますが、それはこの領域が柔軟で変化しやすいからです。

さまざまな波動医学の解説書である「バイブレーショナル・メディスン」においては、心の領域のうち「メンタル体」と呼称されている部分です。

ところが、青年期を迎えて自我が確立すると、メンタル体は固定化されます。

インナーチャイルドによる心の傷(トラウマ)と、このような数々の思い込みが固定化されてしまいます。

たとえば、「自分には価値がない」、「ありのままの自分は愛されない」、「自分の意見は抑えて人に合わせないといけない」「だから常に人の目は気にしないといけない」「才能を発揮して目立ったら攻撃される」「親の言うことは常に正しく自分が間違っている」といったような。

ですから、自分で自分を大事にすることが大切なのはわかるけど、自分をおろそかにすることをすると不幸になると分かっているのに、その思い沿って言動ができない、気づいたら同じ愚行を繰り返すというようなことが起きるのです。

昔の人の「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものです。

(4)症状自体が解決を困難にする

体の不調、例えば、疲労や足の怪我ならば、その状態を正しく認識して、休養するなり医者に行くなりできるでしょう。

それは怪我をしている自分の体という客体と、治そうとする自分という主体が分かれているので、正しく認識して判断できるからです。

しかし、心が心を治そうとすると話は厄介です。先ほども述べたとおり、治そうとする自分と、インナーチャイルドがあるメンタル体、その影響を受けた思考は本当は別のものです。

でも、インナーチャイルドはあくまで自分として振る舞いますので、これが自分という人間だからどうにもならないというところに持っていこうとします。

問題を問題と見せないようにするわけです。とても巧妙だと思います。

さらには「どうせ自分は」とか「自分がダメだから」といったお得意のネガティブな思考が加担してくるのですから、解決の困難さが想像できると思います。

4.インナーチャイルドを癒す方法7つのメリット・デメリット

とは言え、インナーチャイルドを癒す方法がないわけではありません。時間や労力などはかかりますが、決して不可能ではないことを覚えておいてください。

(1)セルフワーク(自分でワークする)

インナーチャイルドを癒す多くの方法では、
①インナーチャイルドがあることに気づき(思い出し)、
②抑え込んでいた感情を吐露し、
③ありのままの自分を受け入れ認め、
④そしてこれからどうしたいのか未来へ向けて自分を再構築する
 というプロセスを辿ります。

多くの人はインナーチャイルドの解消自体が目的ではなく、現在何らかの問題に直面してインナーチャイルドに行き着いたと思います。

そうした場合、インナーチャイルドは同じような思いや感情を抱くことになった原体験(今生で最初の体験)と関連しているケースが多いです。

なので、セルフワークでは、原体験を探ることから着手しましょう。

同じような経験が繰り返されることも多いので、わりと近年に起きた同じような出来事から順番に遡ると、呼水となってとっかかりをつかみやすいかもしれません。

最初は何も出てこないことが多いでしょう。かなりの根気が必要ですが、諦めずに続けているとだんだん思い出してきます。リラクゼーションなどを併用してもよいでしょう。

思い出したことは、ノートなどに書くのが一般的です。手を動かすことで芋づる式に思いや感情が出てくるかもしれません。

この方法のメリットは、自分一人でできるので手軽なこと、費用がかからないことです。

一方のデメリットとしては、比較的表層にある軽いインナーチャイルドには効果があるものの、深層にある重度のインナーチャイルドの解消には長い時間と多大な労力が必要となる点です。

人生の時間は有限なので、ある程度試して壁にぶつかったり進めなくなったりしたら、専門家の助けを借りるのがいいかもしれません。

あと、注意すべき点として、一定以上のインナーチャイルドがあると、感情的に不安定だったり、自分を客観視できなかったりという理由で、効果が上がるほどの質の高い取り組みがそもそも困難なことも指摘しておきます。

(2)心理カウンセリング

他と比べ、広く知られている方法です。基本的に、カウンセラーに話をすることで、過去の傷となった体験を思い出し、癒すといった手法です。癒しの導入としては非常に有効な手段と言えます。

様々な感情や感覚を伴いながら、自分自身の力で思い出すため、癒されていることの実感を持ちやすいと言えます。

この方法のメリットは、自分のペースで進められることです。また、自分で改善している実感が喜びになるという副次的効果も考えられます。

デメリットとしては、思い出せないことは扱えないこと、カウンセラーの力量による効果の幅が大きいことです。

また、固定化したインナーチャイルドを解消するには数年ないし数十年という時間がかかるということです。カウンセラーは答えを教えることはなく、クライアント自身が心に向き合うのに寄り添う立ち位置を取るためです。

(3)エネルギーヒーリング

ある特定のエネルギーヒーリングを用いれば、インナーチャイルドが解消されるようです。

そのメリットとしては、非常に簡単なことです。気功のようなエネルギー療法なので、つらい過去の記憶を思い出す必要がありません。

それでいて、インナーチャイルド以上に解消が困難なバーストラウマ(胎児期〜周産期のトラウマ)も含め通常、日常生活において悪影響がほとんどなくなるレベルまで解消が見込めます。

また、他の方法に比べると、同じ効果をあげるために要する時間と費用が格段に小さいことが挙げられます。

デメリットとしては、簡単すぎて実感に乏しい場合があるほか、過去の出来事を思い出さないので、顕在意識にある思い込みや感情に関して、自分で主体的に取り扱う必要があります。

ただし、トラウマが解消されるとこうした取り扱いは格段に容易となります。そうすることで、自分が現実を自分が望むように変えていくことができます。

(4)退行瞑想

施術者による催眠誘導などで、インナーチャイルドを作った出来事が起きた時点に戻り、思い出すことで癒しを進めます。

(2)の心理学カウンセリングでは難しい領域にある深いインナーチャイルドも扱うことが可能です。

一方で単なるイメージなのか実際にあったことなのかの判断がつかない場合もあるようです。その判断も含め、効果が施術者の能力に非常に左右される方法といえるかもしれません。

思い出せない部分が扱えない点は、心理カウンセリングと同じです。

(5)ホメオパシー


「その病気や症状を起こしうる薬を使って、その病気や症状を治す」という同種療法の原理に基づく方法です。

花やハーブなどの植物、鉱物などを浸した溶液を水で希釈したレメディと呼ばれる薬を服用します。

インナーチャイルドと同じ波動(「悲しみ」「求めてやまない愛」等)を持つレメディを取り入れることで、共鳴が起こり、忘れていた記憶を思い出し、再体験を通じてネガティブな信念を変えたり、感情の解放を行います。

レメディがぴったり適合すれば効果が期待できるようですが、レメディには数十〜数百の種類があり、症状に合わせてどれを選ぶかという点で施術者の力量に左右されます。

他の方法にも当てはまりますが、つらい過去の記憶を思い出して感情を感じ切ることは簡単ではなく、自分としっかりと向き合う覚悟が求められます。

(6)修行

さまざまな方法がありますが、よく知られる方法としては、滝に打たれる・同じ言葉を言い続ける・走り続ける・一定期間寝ずに写経を続ける、などでしょうか。

苦しみを超え、肉体の感覚を超えることで、魂の輝きが増し、阻害要因となる情報が離れていきます。

修行の方法にもよりますが、数年である程度の効果が出るでしょう。

しかし、苦痛に耐える必要があり、覚悟という点では最もハードルが高いと言えます。通常の社会生活を行いながらでは時間的にもむずかしいかもしれません。

自己流でやると弊害が大きくなる可能性もあります。霊的能力などの能力面のみならず人格的にもすぐれたよき師匠に出会えるかどうかも重要なポイントでしょう。

(7)瞑想

釈迦が悟りを開いたのが瞑想の一種ですが、100%トラウマなどのマイナス情報がなくなると悟りに至るということです。

なので、心の引っ掛かりであるインナーチャイルドにも当然効果があります。

メリットは、正しいやり方を覚えてしまえば一人ででき、その後は費用もかからない点です。

その一方で、瞑想だけで行おうとすると長期間かかるというのがデメリットです。瞑想のみで行った行った場合、20年から30年で30%程度の解消が一般的なようです。

他の方法と併用するのが現実的かもしれません。

 

5.まとめに変えてーインナーチャイルドが癒された人生


インナーチャイルドを癒すために、いくつかの方法があるなかで、自分にあった方法を選び、時には組み合わせるのが有効かと思います。

どのくらい自分で向き合うのか、時間をかけるのかどうか、お金をかけてそれらの要素を軽減するのか。

結局は、どうなりたいかという自分の価値観によるのかもしれません。インナーチャイルドがあると正しく認識しづらいのが悩ましいところなんですが。

いずれにしても、インナーチャイルドの影響が大きいとなかなか自分本来の人生を生きることがむずかしいのはお分りいただけたのではないでしょうか。

私自身は自分の経験からも、本当の自分を生きる人が増えて欲しいと思っています。

そして、そういう人が増えれば、奪い合いではなく与え合うことがスタンダードになって、世界がよりよい場所になるという希望を持っています。

あなたの人生がよりよくなることをお祈りします。

以上

 

バーストラウマ・インナーチャイルド影響度テスト

 

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この記事を書いた人

祇場 駿矢(しば しゅんや)
幼い頃から「人は何のために生きるのか」「人はどこからきてどこへ行くのか」「ここは自分がいる場所ではない」などと考える子供だった。

ところが、昭和の成功の常識に染まり、京大法学部からメガバンクに。バブル崩壊からITバブル、リーマンショックなど日本経済の栄枯盛衰を経験。

忙しい毎日を送りつつも、目に見えるモノ(物質、金銭、地位、肩書き)では、決して心が満たされることはないことに気づく。

世間的なうたかたの価値に見切りをつけ、人間が生きることの本質的価値を探究して2014年に銀行を退職、起業する。

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