サトリの窓

魂とつながる日本固有の自己成長のミチ

オリンピックに御用心〜戦いの波動と修行の賛美に注意〜

約 7 分
オリンピックに御用心〜戦いの波動と修行の賛美に注意〜

今年2020年は東京オリンピックが開催されますね。

半世紀ぶりのビッグイベントで楽しみにされている方も多いと思います。

一方で、環境への影響、お金がかかり過ぎる、終了後の箱物利用など、オリンピックの影の部分を指摘する声もあります。

私は先日、合気道の練習の際、オリンピックとスポーツについて、多くの人が見過ごしているであろう影に気づきました。

特にスポーツについては、現代社会ではあまりに過大評価されているのではないかという思いが湧きました。

ちょっと天の邪鬼かもしれませんが、そこに本質が隠れていることも少なくないもの。

よりよく人生を生きるため、オリンピックで注意すべきことについて記事にしました。

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1.オリンピックは平和の祭典というウソ

オリンピックは平和の祭典という言葉をよく耳にします。古代ギリシャでは都市国家同士で戦争をしていましたが、オリンピックの間は休戦したという史実に基づいています。

たしかに、殺し合うよりはナンボかマシと思います。互いを少しでも知ることで平和に近づく面もあるでしょう。

でも、スポーツは、そのほとんどすべてが戦いです。要するに、戦争が姿を変えたもの、代替品という見方も可能かと思います。

どちらが正しいという話ではありません。大事なことは、一つの物事に対して、多面的な見方が可能ということです。

そして、現代はともかく、かつての日本人はそういうレベルにはなかったということです。

2.スポーツの本質とは

最近、私は合気道の一派である魂合気(たまあいき)を学んでいます。

そこで教わる日本人の古来の動きは、現代の常識とはあべこべです。

戸惑うことも多いのですが、説明を聞くとたしかに理に適っています。

いわく、総じてスポーツとは、外国から入ってきた「戦いの動き」なんですね。

いくつかその特徴をあげると、

  • 前傾姿勢
  • 爪先重心
  • 筋力重視
  • スピード重視(加速する)
  • 腰から動き全身を使う

などです。

狩猟にも通じているところですが、相手に勝つ、征服するというのが、スポーツの目的、本質であることは理解していただけると思います。

もっとも、自分に克つ、心身を鍛える、さらには楽しむという目的もあるでしょう。

けれど、おそらくこれらは、平和な時代、人間性が豊かになった後世に付け加わったものと推測します。

3.古来の日本人のあり方

一方、日本に昔からある動きとは、どのようなものであったのでしょう。

それは、丁寧、等速、無駄な動きがない、心や氣を重視するということです。

能の舞、茶の湯などに見られるような動きでしょうか。

命を大切にするのが日本の文化でしたから、トレーニングと称して、反復練習で細胞をいじめたり、特定の筋肉を鍛えたりということがなかったのです。

合気道の開祖である植芝盛平師は次のように語っています。

「我が国には、本来スポーツというものはない。」(略)「スポーツとは、遊技であり、遊戯である。魂の抜けた遊技である。 魄(肉体)のみの競いであり、魂の競いではない。つまり、ざれごとの競争である。
『植芝盛平先生口述 武産合氣』(高橋秀雄編著)

けっこう過激にも思える言葉ですが、ポイントは「魂」がこもっている点にあると感じます。

日本にあっては、スポーツや遊戯ではなく、剣道、柔道、茶道などという形で、武術や芸事は「〜道」でした。

一説には、「道」とは、「満ち」、すなわち、神の気を感じて身の内に満たすという意味であるそうです。

相手と勝負して上回る、といった次元を遥かに超えて、いたわけです。

そもそも日本古来のあり方、動き方というものは、古神道、すなわち、上古代から一万年以上も続いた平和のなかで培われ伝えられたものです。

ですから、戦争をやめて、代わりにスポーツをといったことでは全然なかったわけです。

かつての日本人はそういうレベルではなかった、という意味がお分かりいただけたと思います。

4.オリンピックに見る幻想

外国からきたものをくさす一方で、昔の日本はすばらしかったと褒め称え、ただいい気分になる目的ではもちろんありません。

現代に生きる私たちがスポーツやオリンピックとどのように関わっているのか、客観的に見るため、ひいては自分の人生に活かすために、視点を上げたかったのです。

そこで改めてオリンピックに思いをいたすと、私たちは、実態以上に素晴らしいものと捉え、持ち上げているように思います。

感動ポイントを挙げてみると、己に負けず努力を積むこと、厳しいトレーニングに耐えること、(敗戦やケガなどの)逆境をバネに奮起すること、プレッシャーに負けずに実力を発揮すること、などなど。

これらに共通するポイントはなんでしょうか。

それは、いったん凹んで、盛り返してリベンジするというドラマです。

人は凹凸のメリハリが好きなんですね。

この刺激を求めて、人はエネルギーを注ぐのです。

5.オリンピックに用心が必要な2点

繰り返しますが、正しい、間違い、よいわるいの話ではありませんからね。

当たり前の中に見落としていることに気付き、自分の人生にどう役立てるかという視点です。

凹凸、メリハリのドラマが、人生の楽しみの一つであることに異論はありません。

しかし、それを崇高なもの、素晴らしいものとしてしまう時、自覚しないまま悪い影響を受けてしまいます。

オリンピックで言えば、次の二点です。

(1)戦いの集合意識の影響

一つは、戦いの集合意識に巻き込まれることです。

オリンピックは、平和の祭典と言いながら、国家意識発揚の場ともなっています。

国同士の獲得メダルの個数争いに象徴されるように、威信をかけて選手の育成に取り組んでいる国も少なくないでしょう。

意識しないでオリンピックの熱の中にいると、そうした戦いや争いのエネルギーの影響を被ってしまいます。

昔、オリンピックの年は、人類の集合意識に戦いの波動が影響しやすく、紛争が起きやすいといった論説を読んだことがあります。

真偽のほどはともかく、世界中が自国の選手を応援し、買った負けたとエネルギーを注げば、そういうことがあっても不思議ではありません。

(2)頑張るパラダイムに浸る

もう一つ気をつける点は、頑張るパラダイムに引き込まれないことです。

スポーツのトレーニングは、いってみれば修行です。

体の声を効かず、むしろ抑圧して、バランスを崩してまで競技に合った体を作ります。

トップアスリートなどは本当にケガとの戦いですよね。

競技生活のなかで体がボロボロなんていうのは、よく聞く話です。

でも、ある世界の頂点に立つ人は、言ってみればその世界の理想を表現する立場のはずです。

なにかおかしい、それがなにかはわからない、まぁ自分には関係ないと思っていた人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には、上のような点でマイナスの影響を受けるかもしれないのです。

意識することで、影響を避けることもできるのです。

6.まとめ

とはいえ、56年ぶりの東京でのオリンピックです。

どんなものにも光と影があるように、オリンピックという出来事のどこにフォーカスして、自分がどう関わるか、要は選択の問題です。

ドラマにどっぷりハマって楽しんでみるのも、もちろんありでしょう。

あるいは、少し距離を置いて、ドラマに感動する自分の心を観察してもいいと思います。

ちょっとマニアックですが(笑)

いずれにしても、自分の人生を主体的に生きられるのは自分だけです。

2020年、みなさんの人生がより喜びに満ちたものであることをお祈りします。

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この記事を書いた人

祇場 駿矢(しば しゅんや)
幼い頃から「人は何のために生きるのか」「人はどこからきてどこへ行くのか」「ここは自分がいる場所ではない」などと考える子供だった。

ところが、昭和の成功の常識に染まり、京大法学部からメガバンクに。バブル崩壊からITバブル、リーマンショックなど日本経済の栄枯盛衰を経験。

忙しい毎日を送りつつも、目に見えるモノ(物質、金銭、地位、肩書き)では、決して心が満たされることはないことに気づく。

世間的なうたかたの価値に見切りをつけ、人間が生きることの本質的価値を探究して2014年に銀行を退職、起業する。

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