悟りの窓

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自分に自信が持てない「根本原因」と自信を育てる法

約 12 分
自分に自信が持てない「根本原因」と自信を育てる法

あなたは「自分に自信がない」とか、「自信さえあればうまくいくのに」と悩んでいませんか?

自信があれば、堂々と振る舞える、よりよい人間関係が築ける、仕事や恋愛がうまくいく、人から大切に扱われる、と思っているかもしれません。

ネット上に、自信をつけるための情報がたくさんあふれているのも、そんなふうに考える人が多いことを裏付けているように思います。

しかし、自信が持てないのは、必ずしもあなたの落ち度ではありません。

現代社会におけるある傾向、ここでは「根本原因」と呼びますが、そのせいでほとんどの人が本当の意味で自信を持てないからです。

ここで「本当の」と断りを入れるのは、傍からは自信たっぷりに振舞っているように見えても、内心では自分を価値があるように思えず、実は自信からほど遠いということがあるためです。

そういう自信のなさを覆い隠すような振る舞いの裏にも、「根本原因」が関係しています。

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1. みんな自信がないのが現代社会

(1)人が生まれてすぐ受けるあるトレーニング

米国の作家、精神的指導者であったラム・ダスは、ほとんどの人が自分に自信を持てなくするような訓練を生まれてすぐに受けているといいます。

そんなバカなと思うかもしれませんが、まぁ続きを聞いてください。

その訓練をダスは「サムバディ・トレーニング」と説明しています。

<サムバディ>とは、ダスの定義によると、「人から見てはっきりわかるほどの成功を収めた人」です。

その尺度は、富、地位、権力、知名度、容姿、成績など、いかにもなものが並びます。

それはそうですね。「人から見てはっきりわかる」という前提ですから。

英単語としてのサムバディの意味は「誰か」ですが、ここでは「親や社会から認められるようなひとかどの誰か」という意味になります。

「成功者」という言葉に置き換えるとわかりやすいかもしれませんね。

さまざまな人生の「成功」を目指して努力するというのは、現代社会ではごくごく当たり前となっています。

ほとんどの人がサムバディ・トレーニングを生まれてすぐから受けている、ということについて納得できたでしょうか。

しかし、自信を持てなくするというのはどういうことか、まだ皆目わからない人も多いでしょう。

次項ではそれについて見ていきましょう。

(2)サムバディ・トレーニングはなぜ自信をなくし、不幸まっしぐらなのか

サムバディ、すなわち、「親や社会から認められるようなひとかどの誰か」になることを目標にすることは、それ自体に大きな問題をはらんでいます。

一つ目は、ひとかどの誰かを判定する富、地位、権力、、といった成功の尺度が表面的なものであることです。

つまり、その人が持っている愛の大きさや思いやり、人格などの内面的価値といった本質的なものではなく、一般的に社会が認めるわかりやすい価値であることです。

そして、その価値を尊ぶのは実は親をはじめ周りの人で、本人はそれほどでもないということがよくあります。

二つ目は、それを評価するのは自分ではなく、常に他人が見てどうかという他者評価であることです。

つまり、これは突き詰めると自分の価値を他人が決めてしまうということになります。

そして、三つ目はひとかどの「誰か」とは、要するに条件が揃っておれば誰でもいい、つまり、自分である必要はないということです。

これら三つを合わせるとどうなるでしょうか。

他人が価値があると考えるものに関して、他人の基準で判定することにより自分の価値が決まる。

その上、よく評価される基準を満たしさえすれば誰でもよく、自分でなくてはならない理由はまったく存在しないということです。

これでは一体誰の人生なのかわかりませんね。

このトレーニングをやればやるほど、自分が求めているものがわからなくなるでしょうし、自分が価値のある存在なんて到底思えないでしょう。

また、他者から評価を得るためには、他人との競争がつきものです。

全員がよい評価というわけにはいきません。それでは「ひとかどの誰か」として他人から認められませんから。

当然周りはみんなライバルということになり、人間関係はぎくしゃくし、孤立します。

仮に評価される結果を出せたとしても、孤独のなかで常に競争に晒され、いつか必ずくる敗北を恐れ続けなければなりません。

これでは、そんな自分に自信を持てという方が無理というものでしょう。

サムバディ・トレーニングという習慣が、多くの人が自信を持てない「根本原因」であることを納得してもらえたでしょうか。

では、本当の自信を持つことは、どうすれば可能なのでしょうか。

次項では、サムバディ・トレーニングと対比しながら、その考え方を見ていきます。

2. 本当の自信を持つための考え方

(1)エブリバディ・トレーニングとは何か

米国の作家であり教師であるスーザン・ジェファーズは、ダスのサムバディ・トレーニングと対比して、「エブリバディ・トレーニング」という概念を提唱しています。

サムバディ=「誰か」ではなく、エブリバディ=「みんな」ということです。

その「みんな」について、ジェファーズは、「自分のありのままの価値を認め、他人とのつながりを持てる人」と定義しています。

エブリバディ・トレーニングとはそんな人になるためのトレーニングであり、行うと以下のような変化をもたらします。

人間関係の質は、サムバディ・トレーニングのような「競争」ではなく、他人との繋がりを持つための「協調」になります。

そして、人との結びつきは、相手から何かを手に入れるためではなく、相手に何かを与えるためのものになります。

ありのままの自分に価値を認めているので、それを分かち合うのは無理のない自然なことなのです。

サムバディ・トレーニングが他者より少しでも優れるため、他人と自分を比べ、その違いに注目します。

これに対し、エブリバディ・トレーニングでは、つながりを求めてお互いの共通点は何かにフォーカスします。

これらの振る舞いから、いつも感じていることは、サムバディ=不安や恐れ、に対して、エブリバディ=思いやりになります。

また、サムバディ・トレーニングが他人の評価基準に合わせて自分を歪めるのに対し、エブリバディ・トレーニングは、ありのままの自分でいることができます。

その結果、人を受け付けず孤立することから、つながりから一体感を感じることができるようになります。

自分には価値がないと自己否定の方向にいきがちであるのに比べて、自分を大切で尊重されるべき存在として自己肯定ベースで捉えることができます。

それが、誰か一部の人だけではなく、みんながそうなれる方法がエブリバディ・トレーニングの手法というわけです。

どちらが多くの人を幸せにするか、そして、どちらのトレーニングをしたいかは、火を見るよりも明らかではないでしょうか。

(2)エブリバディ・トレーニングのやり方

それでは、エブリバディ・トレーニングとはどのようなものか。

ジェファーズは、その準備として、「本当の自分と結びつく」段階を置いています。

ほとんどの人は生まれてこのかたサムバディ・トレーニングで生きているので、自分がわからなくなっています。

それをリカバリーするためのもので、言ってみればリハビリみたいなものです。

①「本当の自分と結びつく」段階

完璧になろうとしない

「本当の自分と結びつく」ための最初のステップです。

当たり前ですが、完璧な人間など存在せず、人間とは不完全なものです。

ジェファーズは著書の中でこんな言葉を紹介しています。

「人は自分や他人に完璧を期待すると、相手を機械のように扱ってしまう」

不完全さを認めることが、人間らしさを取り戻し、本当の自分に近づく早道なのです。

心の中のネガティブな声に耳を貸さない

サムバディ・トレーニングによって、私たちは自分のことを不十分で欠けた存在として考えることに慣らされてきました。

「まだまだ」、「もっともっと」

「こんなもので満足してはダメ」

「ああならないと、こうならないと」

こんなふうに多くの人の頭の中では、今の自分に決して満足せず、「たいしてよくない」と否定的に捉える声が渦巻いています。

本当の自分とつながるには、いつも慣れ親しんだ自分への痛烈な批判者に黙ってもらうことが必須です。

自分を偽らない

相手の基準に合わせて自分を歪めることは、サムバディ・トレーニングの基本指針です。

そうやって自分でない人を演じているうちに、自分がわからなくなっているのです。

私たちは往々にしてネガティブな思いや感情を押し込めて自分を偽ることをしてしまいます。

冒頭の成功者を装い、自信があるふりをするのも、自分を偽る一つのやり方です。

そんな自分もまた自分の一部であると受け入れることが第一歩です。

自分で自分を認めることが、自分を偽らずありのままでいる道を開いてくれます。

自尊心を簡単に投げ捨てない

自分を価値ある存在として扱い、自分に敬意を払うことを決めるということです。

サムバディ・トレーニングに慣らされていると、その時重要視している価値観がこの世の全てのように思えてしまいます。

一例をあげると、会社員の場合、会社での自分の評価など。

そんなはずはないんですが、それだけ自分を見失い、視野が狭くなっているということでしょう。

でも、どんな場合も、結局は自分で自分を縛っているのです。

そういう状況で、人は思っても見ないような、低次元の衝動に突き動かされた言動を行いがちです。

そんな時、自尊心こそ、本当の自分を思い出させ、自ら泥沼に足を踏み入れることから救ってくれるのです。

②「エブリバディ・トレーニング」の内容

そして、ジェファーズが提唱するエブリバディ・トレーニングの内容は以下のようなものです。

自分で自分をコントロールし、ありのままの自分に対する価値を求め、人とのつながりを築く方法になります。

ネガティブな声に「黙れ!」という

この項目は、「本当の自分とつながる」段階で挙げた心の中のネガティブな声に耳を貸さないということと同じです。

まずはその声に気づくこと。

そして、頭の中での堂々巡りに「ストップ!」と命じることです。

ポジティブな言葉を投げかける

そして、堂々巡りをストップしたら、すかさずポジティブな言葉を投げかけることです。

たとえば次のような言葉を繰り返すことで、自分の価値を思い出します。

  • 私自身を知ることは喜びだ。
  • 私はありのままの自分を誇りに思う。
  • 私は愛すべき人間だ。
  • 私には与えるものがたくさんある。
  • アファメーションと呼ばれるものです。

これはネガティブな思考や感情にフタをするのとは違います。

思考の暴走を止め、本当の自分につながるためのステップであることを忘れないようにしましょう。

自分の価値は自分で決める

他人の評価次第で自分の価値が決まると思っていると、私たちは常に人の目やどう思われているかが気になり、ビクビクしてしまうし、弱いままです。

馬鹿馬鹿しいと思うかもしれません。

けれど、サムバディ・トレーニングでは繰り返し叩き込まれる考え方なのです。

「他の人からどんな反応が返ってこようと、私は自分が価値ある人間であることを知っている」

この言葉を腑に落とすことで、他人から認めて欲しいという欲求を断ち切り、ありのままの自分に価値を見出すことができます。

自分から挨拶する

挨拶という言葉には、存在を認める、敬意を表す、歓迎する、喝采する、受け入れるという意味があるそうです。

ですから、相手とつながるために、「挨拶」しましょう。

つまり、こういうことです。

  • 私はあなたが大切な存在であると認めます。
  • 私はあなたの人間性に敬意を表します。
  • 私はあなたがこの世界にもたらしてくれたことを歓迎します。
  • 私はあなたの美しさに喝采を送ります。
  • 私はよい点もそうでない点もあなたのありのままを受け入れます。

「挨拶」とは言葉にしなくても、相手へのこのような気持ちの表れであるべきなのでしょう。

思いやりを持って相手の目を見つめる

おたがいの人間性を感じ取り、「この人は私と同じ人間だ」と実感するためには視線を合わせることが欠かせません。

ワークにおいて、ジェファーズは、話したり笑ったりすることなく、相手の目をじっと見るワークを紹介しています。

そして、以下のように考えてみてくださいと。

  • この人は私と同じ人間だ
  • 感情を持った人間で、結びつきを求めている
  • 自分のことを好きになってもらいたいと思っている
  • ときには苦痛や拒絶に直面することもある
  • そして、私と同じようにナーバスになっている

次に、相手の目を見ながら微笑んで、言葉ではなく、目で次のような考えを伝えようとしてみてくださいと。

  • 私は本気であなたのことを知りたい
  • ありのままの自分を、ありのままのあなたと分かち合いたい
  • あなたが自分のことを素晴らしいと感じることができるように手を貸してあげたい
  • あなたの友だちになりたい
  • ありのままのあなたの本質を大切にします

たったこれだけのことで、人と人の間につながりが、そして、ポジティブなエネルギーが生まれます。

ワークは知らない人同士を前提にしていますが、友達や家族とでも、実際にやってみると感じるものがあるでしょう。

そして、日常でも、目を合わせて笑顔で微笑みかければ、不自然にはなりません。

*********

エブリバディ・トレーニングは、自分の世界に対する立ち位置を180度変えてくれます。

自分の思いが自分の世界を作っているのですから、自分で自分の価値を認めた時、周りもまた自分をそのように扱い始めます。

そこには自信があるとかないとかもはやどうでもよく、他人との与え合うつながりを楽しみ、生き生きと人生を謳歌しているあなたがいることでしょう。

3. まとめ

今、自信がないとしても、それはあなたのせいではなく、間違ったトレーニングを受けてきたからです。

あまりに当たり前になっているので、すぐにとはいかなくても、正しいトレーニングをすれば、まだ間に合います。

それにはまず本当の自分とつながり、心を開いて他人とつながることです。

そうすることで、決して折れない、本当の自信が育つのです。

以上

参考文献:「引っ込み思案な自分をラクにする本」(原題”Dare to connect”)

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この記事を書いた人

祇場 駿矢(しば しゅんや)
座右の銘は「自分にとっての自分の価値は自分が決める」
自分だけの軸を己の中心に据え、自分を信じて生きることのすがすがしさを伝えています。
普段から物静かですが、悟りや自己成長のこととなると少しおしゃべりになります^^
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