実はたくさんいる「ありのままの自分」

今年ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」で、「ありのままの自分」という言葉が流行りましたね。

内面的成長を志す人にとって、ありのままで生きるとか、自分らしく生きるということは、聞きなれたテーマだと思います。

けれど、なにをもって「ありのまま」というかといえば、なかなかむずかしいと思います。

一つには、今現在の自分。様々な経験を積み、時には傷つき、やさしさも意地悪さも持っている自分。その自分を丸ごと認めるという考えは素敵ですね。ただ、現状に甘んじる言い訳として使われることがないとは言えないでしょう。

一方で、今の自分から何かを手放すという考え方もあると思います。自分のことを価値がないと否定する心だったり、他人を裁いてしまう思い込み、こうあらねばならないという固定観念など。

そういった余計なものを手放した先にあるのが、「ありのままの自分」になります。そういえば、アナ雪の英語の歌詞はLet it go(手放す)です。映画では、主人公の一人エルサが、自分の性質を隠したり、いい子を演じないといけないという思いを手放していましたね。

ただし、手放せなかったものもありました。子供の頃から感じていた寂しさや、なんで自分だけという怒りもあったかもしれません。そのせいで、王国全体が氷に閉ざされましたし、下手をすると、エルサが生み出した氷の巨人がアナたちを殺していたかもしれません。

さらに、ずっと遡って、生まれた時を「ありのまま」とする考え方もありますね。生まれた時を、他からの影響を受ける前の人生のスタートと考えているからでしょう。

でも、生まれる前、つまり、母親の胎内にいる時にも、外からの影響はすでにあります。母親の感情は一心同体である子供に影響を与えないはずはありませんし、母親が暴力にさらされていたり、誕生を望まれない場合など。

出生の際、産道を通る経験や、現代医療の新生児の扱い(周囲の環境、母親との別離など)は、ほぼすべての人の心にバース・トラウマという傷を残します。また、過去生での無念の思いなども、生まれた時にはコネクトしているらしく、生まれた時点で、すでに本来の自分ではないものがくっついているとも考えられます。

それでは、さらに遡りましょう。受精して、本質的自己である魂が宿った時こそ、最も純粋な「ありのまま」といえるかもしれません。

けれど、マイナスも含め、様々な体験や感じたこと、そこからの学び、成長などがあったからこその自分であり人生であるという考えもあるでしょう。それらをないことにして、ありのままの自分を生きられるとは到底思えません。

とすれば、今現在の自分が「ありのままの自分」。なんと!最初に戻ってしまいました。

私の考えでは、上に挙げたどれも「ありのままの自分」だと思います。問題なのは、きちんとそれぞれが含んでいるものを把握しておくことです。

この世にやってきた時の目的や思い、この世でのすべての出来事の意義を認識すること。そして、ネガティブな想念や感情をそのまま行動に移すことがないように注意することが、内面的成長にとって大切だといえるでしょう。

このようないくつもの「ありのままの自分」を区別し、理解するためには、心の成り立ちについての知識が必要です。そんな内容についても、お話しする機会を設けました。ご興味のある方は、いらっしゃってください。

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「意識の覚醒」トークライブ
(日 時)日程①11月29日(土)18:30〜20:30
SSSSSSSSS日程②12月 3日(水)19:00〜21:00
(場 所)東京銀座(お申し込みの方にお知らせします)
(参加費)各2,000円
(詳細・お申込)
SS①11月29日分 http://kokucheese.com/event/index/239358/
SS②12月 3日分 http://kokucheese.com/event/index/239360/
(備 考)当日は、参加者に合わせて話をしますので、①②の内容は異なります。

 

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